そもそも何が新しいのでしょうか?
写真は昔の活字ホルダー。
新活字ホルダーと比べると、
まず上のネジがありません=文字の高さが決まっているのです。
前述の様に、活字にはたくさんの
「文字の大きさ」があります。
ですから、各文字の大きさごとに活字ホルダーが必要でした。
昔は簡単にゴム印など作れなかったので
現在のゴム印の代わりの様な役割を果たしていたそうです。
国内でも100年以上前から作られていたようです。
たまに出会う、こんなホルダー達のなかには
ネジも、旧JIS規格のものがあったりします。
そういうネジ穴には、現在の新JIS規格のネジはあいません。
そんなホルダーをお持ちの方はネジも宝物ですから、大切にして下さいね。
ひとつのホルダーで42ptから6ptの活字が組める。
活字を手軽に楽しめる。
そんな道具をつくりました。
営業部長であり、Antik特製レザーケース制作の担当、
ANDADURAの山本さんが、
私達の新・活字ホルダーに対する思い入れを引き出してくれました。
作文 8回目…新・活字ホルダーの営み(前編)に、わかりやすく書いて下さっています。
お読みいただけたら、うれしいです。