2.06.2012

「新しい」活字ホルダー

活字ホルダーModerneモデルネ
そもそも何が新しいのでしょうか?

活字ホルダーtypeholder
写真は昔の活字ホルダー。
新活字ホルダーと比べると、
まず上のネジがありません=文字の高さが決まっているのです。
前述の様に、活字にはたくさんの「文字の大きさ」があります。
ですから、各文字の大きさごとに活字ホルダーが必要でした。

昔は簡単にゴム印など作れなかったので
現在のゴム印の代わりの様な役割を果たしていたそうです。

活字ホルダーtypeholder
国内でも100年以上前から作られていたようです。
たまに出会う、こんなホルダー達のなかには
ネジも、旧JIS規格のものがあったりします。
そういうネジ穴には、現在の新JIS規格のネジはあいません。
そんなホルダーをお持ちの方はネジも宝物ですから、大切にして下さいね。

ひとつのホルダーで42ptから6ptの活字が組める。
活字を手軽に楽しめる。
そんな道具をつくりました。

営業部長であり、Antik特製レザーケース制作の担当、ANDADURAの山本さんが、
私達の新・活字ホルダーに対する思い入れを引き出してくれました。
作文 8回目…新・活字ホルダーの営み(前編)に、わかりやすく書いて下さっています。

お読みいただけたら、うれしいです。