1.31.2012

ANDADURAさん訪問記










先日、活字ホルダー特注、革袋制作の現場、
益子にあるANDADURAさんにおじゃましてきました。
ひとまず素敵なアトリエの空気をお伝えします。
革袋の詳細は後日改めてアップさせていただきますね。

1.21.2012

活字の大きさのはなし

活字ホルダーtypeholder

活字には「大きさ」があります。
文字の大きさには級数やpt(ポイント)などの単位がありますが、
それとは別に日本の活字特有の「号」があります。
パソコンに入っているデジタルフォントの様に
自由に拡大縮小できるわけではありません。
鋳造活字の多くは各大きさの「母型」という型からそれぞれの大きさの文字を鋳造します。

例えば、同じ「い」という文字でも各大きさごとに母型が必要ですので、
当然、活字の「大きさの数」も限られてきます。
また大きさだけでなく、もちろん書体ごとにも、それぞれの母型があるので、
日本の活字屋さんは膨大な数の母型を保有していることになります。

和文活字において、一番大きな活字は初号(42pt)。
5号(上から3段目中央)を基準に、その倍が2号(2段目中央)、その倍が初号(1段目)となり、、、
5号(10.5pt)→ 2号(21pt)→ 初号(42pt)
4号(13.75pt上から3段目左)→1号(27.5pt上から2段目左)
6号(8pt上から3段目右)→3号(16pt上から2段目右)
という大きさが基本になります。
※写真上から初号、左上から1号、2号、、と並べてみました。

そのほかに、活字屋さんの持っている母型によって
9pt、7pt、5.25pt(7号)、4.5pt、4ptなどの活字があります。

名刺でよく使われる、
5号(10.5pt)、9pt、8pt、6ptあたりは多くの活字屋さんで取扱ってますが、
初号、1号の活字は鋳込みが難しく、現存している活字は貴重です。

大きさにとらわれず、お好きな活字を組めるのが活字ホルダーの利点です。
慣れてきたらホルダー内での組版にもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

1.16.2012

手作りメッセージカード

活字ホルダーtypeholder

活字ホルダーtypeholder
新・活字ホルダーアンケートにお答え下さった皆様ありがとうございました!
昨日の鋳造体験会でもご意見をいただき、革袋の色を決定致しました!

また、プレゼントの抽選も行いました。(当選者の方には順次発送いたします)
そのプレゼントにつけるメッセージカードを
活字ホルダーで名刺サイズの「ハーフエア」に印字してみました。

【ハーフエア】
紙の中に大量に「エア」を吸い込んだ、いままでにない極めて嵩高なファンシーペーパー。
特殊パルプと空気を効率的に使うことにより“ふかふか感”が生まれます。半分は空気なので、この『ハーフエア』を型押し加工すると、型が紙の中まで深く入り、すばらしい視覚的効果が得られます。(王子製紙さんHPより)

つまり、ハーフエアは活字の凹凸をみせたい場合には効果的な紙と言えます。
Arigatouはピラネジイタリック、和文は築地活字の明朝体です。
短い文章であれば簡単に手作りメッセージカードが作れてしまいます。
みなさんも、オリジナルメッセージカードを
新・活字ホルダーで作ってみてはいかがでしょうか?

1.02.2012

新•活字ホルダーアンケート《プレゼント付》※締切ました

宋朝体活字

新・活字ホルダーAntik(アンチック)のアンケートにお答えいただいた方に
抽選で宋朝体活字をプレゼントいたします。奮ってご応募下さいませ。

▶詳細はこちら【アンケートは締切ました】

現代の活字屋さんでも取扱いの少ない宋朝体。
中国の宋代、木版印刷に用いられた印刷書体がはじまりといわれています。

一口に宋朝体といっても、活字店により微妙にカタチが異なり、
「築地活字」の活字は、戦前から継承されてきた貴重な活字母型から鋳造。
八光自動活字鋳造機を用い、すべてを自家製造しています。

縦に細長く、独特な味わいのあるフォルムが特徴で
気品と風格のある書体は全国各地からのご注文をいただくほどの人気です。

1.01.2012

明けましておめでとうございます。



小さなパズルのような道具です。
今年も宜しくお願い致します!

お年玉として、
築地活字より活字のプレゼントもございます。
詳しくはこちらから。
みなさま奮ってご応募ください!